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1ヵ月前に急遽オンライン開催へ!20歳のプロデューサー ~SPORTS HUB vol.2~

2021年2月21日の「in福岡」で8回目となる「スポーツビジネスサミット(以下、SBS)」。過去7回、北は北海道から南は沖縄、そしてベルギーのシントトロイデンでも開催されたイベントに、僕は一度も参加したことがありませんでした。しかし、今回はその動向が気になっていました。エグゼクティブプロデューサーの永仮翔さんが、20歳の大学生だからです。

<九州スポーツビジネスサミット in 福岡>

2021年2月21日(日)オンライン開催!チケット発売中!
▶ オフィシャルサイト:https://sbskyusyu.wordpress.com/
▶ チケットサイト:https://sbsfukuoka0221.peatix.com/view

20歳のエグゼクティブプロデューサー

※永仮翔さんの詳細なプロフィールは記事の一番最後に記載しています。

※リアル開催を準備していた九州SBSですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、この取材の3日前に全てオンラインへの切り替えが発表されました。

松嶋:急遽オンラインのみになった印象でしたが、運営側では検討していたのですか?

永仮:いえ、全く想定していませんでした。しかし、参加者の安全確保や不安軽減を考えると、このタイミング(1ヵ月強前)しかないだろうと思い、急遽運営メンバーで話し合って決定しました。SBSの醍醐味はイベント終了後の「交流会」のため、オンラインのみへの移行は本当に苦渋の決断でした。

松嶋:そうだったのですね。苦渋の決断をともにした運営メンバーは、永仮さん含めほとんどが大学2年生ですよね。

永仮:そうですね。社会人の方も2名入っていただいていますが、2年生が8名、1年生が1名と、中心は学生です。学生主体のSBSは初めてですが、イベント1つ創り上げるのがこんなに大変だとは思いませんでした(笑)。

松嶋:学生主体、しかも2年生というのが衝撃的です。永仮さんの経歴を見ていると、大学生になって1年半で様々な経験をされていますが、高校生の頃からスポーツビジネスに興味があったのですか?

永仮:宮崎県で生まれ育ち、高校生までは剣道部でしたが、スポーツに力を入れているわけではなく普通の学生でした。受験期となり、どこの大学に行こうか検討していたときに、九州産業大学が目に入り、現在お世話になっている福田拓哉先生を知ったんです。スポーツビジネスという概念も初めて知り、衝撃を受けました。

松嶋:その直感をまっすぐに、九州産業大学に入学されたのですね。剣道部だったということも驚きです。サッカー畑かと思いました。

永仮:サッカーにのめり込んだのは、大学入学で福岡にきてアビスパ福岡を見てからだったんですよ。クラブの勝敗に対して自分ごとのように一喜一憂するサポーターを見るのは、今まで生きてきて初めての経験でした。あの光景は一生忘れないと思います。

松嶋:なるほど。そこでサッカーに惹かれたのも運命的ですね。1年生の7月には「北海道SBS in 小樽」に参加します。これがSBSとの出会いですね。

永仮:はい。福田先生が登壇されるため、同行させていただきました。

松嶋:高校生の受験期から行動力が一気に上がってますね(笑)。

永仮:そうですね。福田先生の存在を知らなかったら、こんなに変わっていなかったと思いますし、このSBS in 小樽で価値観が一気に変わりました。九州で暮らしていたらなかったであろう新しい出会い、経験。これが今SBSを運営することに繋がっています。

松嶋:1年生の後半、2月~3月には「テゲバジャーロ宮崎」にインターンしています。当時JFLのサッカーチームですね。

永仮:地元宮崎をスポーツで活性化させたいという想いが強くなり、春休みの期間に参加させていただきました。チラシ作成、業務フローのまとめ、売店レイアウト・スタッフなど多くの業務を経験しました。サポーターの方ともお話したのですが、こんなに愛されるクラブが宮崎にあることが非常に嬉しかったです。

松嶋:劇的なのは、テゲバジャーロ宮崎が今年度J3に昇格したことです。サッカーに興味がなかった高校生時代から、大学に入りアビスパ福岡きっかけで興味を持ち、テゲバジャーロでインターンをした年にJ3昇格。永仮さんに合わせたかのようなタイミングですね(笑)。

永仮:J3昇格はとてもうれしかったですし、ゆくゆくはテゲバジャーロで働きたいという想いも芽生えました。

松嶋:宮崎はJクラブ不毛の地でしたが、テゲバジャーロがたどり着きました。「キャンプ地」という印象もありますが、これから変わっていきそうですね。

永仮:クラブ創設者の方が「テゲバジャーロという傘の下に、雨に濡れないようにどれだけの仲間を入れられるだろうか」と表現しており、非常に共感しましました。まだまだ他県に比べると地元のクラブを応援する文化は薄いですが、時間をかけて県民の憩いの場になるといいなと思います。

松嶋:その後、スポーツ事業会社でインターンをしながら「SBS in 福岡」のエグゼクティブプロデューサーとなります。ここまで、大学に入ってから1年半とは思えないほどの密度です。

永仮:どんどん突っ込んでいけば誰かが助けてくれるかな?と(笑)

松嶋:そのスタンスは大切ですね(笑)。まさにSBS運営真っ只中ですが、特に大変なことは?

永仮:メンバーをどう動かしていくか、タスクの振り方や伝え方、意見の取りまとめが難しいなぁと。あと、抜けてるタスクがないか常に心配です。

松嶋:イベントディレクターあるあるですね(笑)。僕も心配性なのでよくわかります。オンラインのみに切り替わった変化はありますか?

永仮:登壇者にスイス在住の方がいらっしゃるんですが、時差の計算や、通信環境などが心配です。逆に、オンラインでしかできないこともあると思うので、学生らしく新しいアイデアをどんどん出していきたいなと思っています。

松嶋:コロナウイルスによって今年一気ににオンラインイベントが普及しましたが、まだまだ「これ!」という形は出来上がっていないように思います。学生らしい柔軟な発想でのイベント、楽しみにしています。最後に、今回のSBSのポイントを教えてください。

永仮:今回のコンセプトが「NEW CONNECTION」です。コロナウイルスで人との繋がりが減少している中で、私が1年半前に小樽で経験したような「新しい人との出会い」を重視していきたいと思っています。「スポーツを仕事にしたいけど行動に起こせない」という学生、社会人の方のきっかけになるような場にしたいですね。学生専用の割安なチケットもありますので、ぜひ気軽に参加していただきたいです!

松嶋:永仮さんが1年半前に経験してスポーツビジネスにのめり込んだのと同じように、今回がきっかけになる方が多くいらっしゃると良いですね!イベント1ヵ月前、オンラインへの切り替えでお忙しいところありがとうございました!

あとがき

受験で偶然福田先生を知ったこと、アビスパ福岡と出会い、インターンをしたテゲバジャーロ宮崎はJ3に昇格、そして九州SBSのプロデューサー。これらがたった2年の間に起こっており、永仮さんはとても運が良いように見えます。ただ、これらのチャンスは実は誰にでも平等にやってくるもので、それに挑戦する、実際に行動をすることが永仮さんの強みです。

スポーツが好きな方、スポーツで育ってきた方が少しでも「自分の意思で」地域スポーツに関わっていけば、地域スポーツが持続的に発展すると思います。その土壌を整えるのは、地域スポーツ事業従事者の役割ですね。

九州SBSももちろん成功してほしいですが、その後の永仮さんの成長、数年先の宮崎の地域スポーツがとても楽しみです。

▼サイドストーリー

プロフィール

永仮翔さん

・九州産業大学2年
・18歳まで宮崎で育ち、大学進学と同時に福岡へ
・2019年に北海道で行われたSBS小樽に参加後、スポーツビジネスに興味を持ち始める。
・2019年2~3月に「テゲバジャーロ宮崎」にインターン
・SBS九州/沖縄 学生運営メンバー
・ASO(アビスパ福岡学生団体)
・現在はスポーツ系ベンチャー企業<Ascenders>でインターン中
・夢は地元宮崎をスポーツで盛り上げること

▶ Twitter:@ksu0532

<九州スポーツビジネスサミット in 福岡>

2021年2月21日(日)オンライン開催!チケット発売中!
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松嶋康平(サイト管理者)

フリーランススポーツプランナーとして活動しております。詳細なプロフィールはこちらから。
▶ Twitter:@matsuhira90

 

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